やさしい水槽ろ過メカニズムのお話。水質検査紙とともに。
こんにちは☆彡
暖かくなってきましたので
お魚ちゃんの導入準備をしています。
今日は水質チェックを
してみようと思います。
そもそも、水質維持のための水槽ろ過(硝化作用)とは
どのような仕組みなんでしょう??
「アンモニアが微生物によって酸化され、
亜硝酸塩や硝酸塩に変化すること」
だそうです?はい????
わかりにくいのでもう少し詳しく。
①お魚の排泄物や水草の枯れたものをはじめとする
有機物が腐り「アンモニア(猛毒物質)」が出る。
↓
↓
亜硝酸を「硝酸」に変える。
↓
④硝酸塩(毒素が亜硝酸より弱い)
硝酸は水草も吸収してくれるが
↓
⑤水替えにより水槽外へ
⑥フィルターのろ材に
有益なろ過バクテリアが生息している。
ざっくりと濾過の仕組みでした。
絵がヘタなのはご愛敬。
私のメイン水槽60㎝はミスト式と並行して
ヤマトヌマエビを20Lバケツで飼育しはじめて
外部フィルターをまわしてから
約6か月経過しました。
導入後1週間は毎日換水し、
はじめ1か月は1週間に2回、
安定してきた現在は
1週間に1回三分の一程度換水しています。
ヤマトヌマエビちゃんが☆にならず
元気にしていますが・・・
では、早速飲んで確かめてみましょう!!!
飲んで判ればよいのですが
そうもいかず・・・
で、これ。
【Tetra test 6in1 試験紙】
はじめて買ってみました。
ドキドキドキドキ
☆彡おおおおおおおおおおお!!??
画像だと色が変色しているので
肉眼で確認します。
【4月の結果】
☆㏗(ペーハー)6.4ph 黄色でした。
㏗(ペーハー)とは水溶液の酸性や中性アルカリ性を
数値で表したものです。
1~14までの範囲で表されpH7が中性であり
それより数値が低いものが酸性、高いものがアルカリ性です。
☆KH(炭酸塩硬度):kh3゜dH 黄緑でした。
KH(炭酸塩硬度)とは炭酸水素イオン(HCO3-)に結びつく
炭酸水素カルシウム(Ca2+)と炭酸水素マグネシウム(Mg2+)。
アクアでは炭酸塩硬度そのものではなく
炭酸水素ナトリウムも一緒に計測しているので
アルカリ度として計測していて㏗を下げやすい環境か調べています。
khが高いとphが下がりにくいことになります。
☆GH(総硬度):0゜dH 濃い抹茶色でした。
GH(総硬度)とは水草やお魚に適した硬度があるので調べています。
この数値が高いと硬水、低いと軟水です。
☆NO2-(亜硝酸塩):0(㎎/L)ほぼ白でした。
強い毒性をもつので検出されないのが望ましいです。
☆NO3-(硝酸塩):10(㎎/L)うすいピンクでした。
NO3-(硝酸塩)とは硝化の最終に生産され毒性は薄いですが
多いと生体に悪影響を与え含まれる窒素がコケを繁殖させるので
水草水槽では水替えの目安になります。
☆CI₂(塩素):0(㎎/L)うすい黄色でした。
CI₂(塩素)は水道水に含まれるカルキ、生体バクテリアに悪影響を与えます。
素人目視なので難しいですが
判定ではsafeゾーンなので
お魚ちゃんをお迎えしても大丈夫そうです。
このまま経過観察します。
目には見えないものを見る感覚。
理科の実験のようで楽しいです。
また検査してみようと思います。
アクアはとにかく丁寧な水替えが大事
ということで
ショップにお魚ちゃんを予約してきました。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
(_ _*)